作風について


「はじまりは昭和の型板ガラス。」
 

「はじまりは昭和の型板ガラス。」

私の実家は昭和30年代の日本家屋。 建具には趣のあるガラスが入れられている。ある日、ガラスが割れ交換することになったが同じものは生産中止となっていることを知る。今の住まいは機能や防犯が重視されていて、現在こういったガラスは数種類の生産のみと聞かされたのです。

「趣のあるガラス・・・型板ガラス。」
 

 
「趣のあるガラス・・・型板ガラス。」

昭和30年~40年代、日本の高度成長とともに生活シーンに潤いを持たせるデザイン商品が次々と生まれた。窓の板ガラスもメーカーが競うように100種類以上生産されていたが、生活スタイルの変化についていけずに生産中止となりわずかに残るのみとなった。消えゆく美しい日本独自の型板ガラスをカタチを変えてもう一度、生活の中に取り入れようと考えています。

「型板ガラスからステンドグラスへ。」
 

 
「型板ガラスからステンドグラスへ。」

年々少なくなっていく「型板ガラス」を時代や生活に合わせて残せないかと考えステンドグラスの技術を使うことを思いついたのが始まり。 学ぶようになってステンドグラスのガラスに触れるようになり、その美しさにも魅了され、 いま「型板ガラス」と「ステンドグラス用ガラス」を組み合わせるなど幅広く取り組むようになりました。