思い出をカタチに
「昭和の思い出をプレゼント。」
「昭和の思い出をプレゼント。」
ある日、ほぼ空き家状態にまでなった古い家で片付け作業をしていた家族に出会った。
尋ねると、家が古くなったので解体し新しい家を建てるのだと。
昭和40年頃に建てられた、おばあちゃんの家。2階建の2軒長屋作り。
私の活動を聞いてもらうと関心を持っていただけたので取り壊しの時にガラスも処分されるのであればいただけないかと尋ねてみるとこころよく応じてくれた。
家の中を見せていただくとたくさんの型板ガラスが。
お礼にこの家の型板ガラスを使った作品をプレゼントさせていただくことを約束。後日、家族に渡すことができ喜んでもらうことができた。
本来なら、廃棄されるはずの型板ガラスがカタチを変えることで懐かしい記憶を残し、思い出すきっかけとなってくれたら・・・。
左より、昔の家をモチーフにしたボックス(型板ガラス:上から銀河・木の葉・千草)。家族の幸せを願ってブルーモルフォを合わせたボックス(型板ガラス:薔薇)。この2つは写真立てや小物入れとして、いろいろ使えるようにしました。また、花器(型板ガラス:上から古都・ステンドグラス・手織り)や一輪挿し(型板ガラス:銀河)。そして、子供達に家のカタチの小さなフォトスタンド(型板ガラス:銀河)を作らせていただきました。